清潔感がある店内、若くてきれいな店員、しかも禁煙、立ち飲み屋の概念を覆してくれるのがすいばである。 最近の立ち飲み屋ブームは、こういうおしゃれな店のおかげではないだろうか。 すいばは、デートでも行ける貴重な立ち飲み屋なのである。 そのおしゃれな店構えとは裏腹に、日本酒の品揃えが豊富なので、コアなのんべえたちも満足できること間違いなし。 お造りやお惣菜まで、つまみはどれを頼んでも外れなくおいしいのが素晴らしい。 本日のお惣菜はいつもメニューが変わっており、毎日来ても飽きないだろう。 近くに居酒屋が沢山ある中から、すいばを選ぶ価値は十分にある。
四条大宮、いや京都で最も人口密度の高い店は、ずばり庶民である。 満員電車で呑んでいるのではないかと錯覚してしまうほどだ。 絶対に入れないだろうとは思いつつ店内に顔を突っ込むと、店員が奥のほうのほんの少しの隙間に案内してくれるので、外から見て満員だからといってあきらめるのはもったいない。(満員の中動き回ると迷惑がかかるので、トイレは済ませておいた方がベター) 驚くのはここから。 生中250円。衝撃の激安価格。 お造りも低価格なのに種類豊富で、安いからといってなめてはいけない。 千円で酒が三杯とアテ二品頼めておつりがくる店は、京都にはなかなか珍しいのではないだろうか。 その代り、客層もかなり衝撃的なので、心して行くことをお勧めする。
折鶴会館で一番盛り上がっている店といえば才。 立ち呑み屋にしてはかなり大きな店舗で、常にカウンターは一杯である。 他のグループとの会話が生まれることはほぼなく、立ち飲み屋ビギナーでも気軽に利用できる店である。 焼き鳥や、揚げ物はもちろんだが、絶対に食べてほしいメニューは、クリームチーズのかつを昆布じめと、トマトチューハイ。 お会計千円につき一枚もらえる割引券は、10枚ためるとドリンク一杯なので、割引券の束が財布を圧迫してしまう。 なぜポイントカードではないのか、だれも聞いてはならないというルールがあるのかもしれない。
こんなにおいしい食べ物が、こんな安さで提供できるのは、立ち呑みしかないだろう。 樫尾酒店は、パテや生ハム、燻製など、折鶴会館の中ではずば抜けておしゃれな品揃えである上に、禁煙というのが女性にはたまらなく魅力的である。 樫尾酒店のFacebookページを見るとおいしそうなメニューの仕入れ・仕込み状況がアップされていて、一度行かずにはいられなくなる。 ハッピーアワーでビール300円チューハイ250円だからというのはもちろん、遅い時間は混み合ってくるので、お勧めの時間帯は20時までの早い時間である。 余談であるが、ほろ酔いセット「テキーラ3杯、ビール1杯」は、とある常連のためのメニューだそうで、一度は頼んでみたいものだ。(ここにおいてあるテキーラはかなりおいしい)
何より「安い」。 メニューは百円台のものからあり、かなり財布に優しい店である。新宿会館という、スナックだらけの建物の奥にひっそりと、こじんまりとあるため、ふらっと偶然立ち寄ることはまずないだろう。 しかし、店員さんはとても元気な雰囲気で新規客にも気さくに話しかけてくれるため、入りにくいなんて思わないでほしい。 オススメメニューは、冬季限定かもしれないが、おでんの牛すじ。 牛すじには、こだわりがあるらしく、ぜひとも注文してほしい。 揚げ物中心のメニュー、いろんな味のチューハイ、コの字型のカウンター、これほどスタンダードな立ち飲み屋は珍しいのかもしれない。
店構えが何とも独特である。 なぜかというと、鶏肉屋の前に、ビールケーステーブルを並べてビニールカーテンをかけただけなのだ。 それでも、連日人でいっぱいの鳥岩。 昼間は、堀川商店街の鶏肉屋さんとして営業する鳥岩は、鶏肉が中心のがっつりメニューであるため、腹ペコ酒飲みの聖地なのである。 その中でもオススメは、やはりから揚げ。 少し甘めの衣のから揚げと、ハイボールの組み合わせは、無限ループを生む。 つまりは、とりあえずハイカラセットを頼んでもらいたい。 そして、客層がつかめないのが堀川鳥岩の面白いところだ。おじいさんから女子大生まで、様々な人が集まっており、人間観察をしながら一人酒をするのもとても楽しい。 惜しいのは、週に二回しか立ち飲み屋営業をしていないことだ。(だからこそ行きたくなってしまうのかもしれない) 最後に、あえて多くを語らないが、トイレにも行ってほしい。
驚くことに、なんと本職は木材屋という、異色の立ち呑み屋である。 客席は、カウンターで立呑みする店内と、テーブルを囲んで立呑みする屋根付き屋外の2タイプある。 もちろんオススメは店内のほうだが、早い時間に行かないとなかなか入れない。 客席争奪戦に勝てばそこに広がるのは、たくさんのメニューと種類豊富な日本酒。 海鮮が中心のメニューは、その文字を見ているだけで、一杯いけそうである。 一番のオススメは「酒呑の宝石箱」。 いろんな種類のアテを少量ずつ楽しめるので、注文に悩んだときはまずこれを頼めばまちがいない。 さらに「宝石箱」という名にふさわしい、きれいな器もその楽しみのうちの一つである。 価格帯は立ち飲み屋にしては少し高めだが、その価格設定に、店主の「しょうもない客はお断り」という威厳を感じる。
もともとは隣のゲストハウス月光荘の倉庫だった場所だったこともあり、店内は狭くお客さんでひしめき合う。 その日によってメニューが様々で、海鮮の日や、ジビエの日などなど、どれも新鮮で美味いものだが、かなりお得な値段。 焼酎が沢山おいてある。 向かいに登録有形文化財の船岡温泉(銭湯)があるので、ふろ上がりに一杯ひっかけていくコースは、病みつきになってしまう。 夜だけでなく、昼間から呑めることも素晴らしい! 昼の名物メニューは、「たこ焼き」。 たっぷり油を使ってあげ焼きするように仕上げた、カドヤのたこ焼きは、衝撃のカリフワ触感なのである。 こちらのたこ焼きは昼限定のメニュー。 近所の小学生や、おばあちゃんが買いに来ることもあり、夜とは違ったのどかな雰囲気が楽しめる。 店員はいつもはっぴ姿である。
【残念ながら閉店されたようです】 最近オープンした戎屋。 この近くには全く立ち飲み屋がなく、こんなに安く酒が飲める店はかなり少ないので、ご近所さんや、近くに住む学生たちは歓喜しているに間違いない。 その証拠に、子連れの夫婦など、立ち飲み屋には珍しい客層がみられる。 実は、四条大宮の福酒場の姉妹店で、もともと福酒場のカウンターに立っていたご夫婦が戎屋のほうにいらっしゃったそうだ。 おつまみは海鮮ものが多く、酒は福酒場と同じく、変わり種チューハイがある。 ここは昼から開いているので、昼のみをするにはもってこいである。
京都では数少ない「角打ち」である。 角打ちとは、酒屋が試飲スペースを大きくとっており、それを利用者が居酒屋代わりにしていることを指す。 最近の大衆居酒屋風の店にありきたりな、ビールケースの机などはうさん臭いけれど、ここのビールケース机の風格はかなりのものである。 ここの会計方法はかなり特殊で、各テーブルに置いてあるお盆の上にある、飲み食いした跡が、伝票の代わりとなるのだ。 チーズかまぼこを食べた後の包装や、ビールの空き缶の数を見てお会計をするということ(だから、会計までは間違っても、飲み食いした後にごみを捨ててはいけない) 松川酒店は、ほとんどお母さんとお父さんの道楽で営業しているようなものなので、ほとんど卸の値段で提供している。 ダントツ京都最安値。 しかし、何度か通ったが、メニューなんてものはないので、いまだに商品それぞれの値段はわからない。 おすすめメニューはおでん。