刀剣乱舞の本丸イメージ!書院造の様式が残る名所集めてみました
刀剣乱舞ファンの皆様、今日も元気に刀集めに勤しんでおられますか。私は世界一可愛い初期刀加州清光極の姿で狂喜乱舞し、千代金丸を捕獲すべく攻略情報を読み漁り初夏の戦場を汗だくで駆け抜けています。
閑話休題。
皆様はご自身の本丸に対してどのようなイメージを持っていますか?
『活撃 刀剣乱舞』や『刀剣乱舞-花丸-』である程度設定が明らかになりましたが、やはりそれとは別に自分独自の本丸を持ちたいところですよね。
そこで今回、自分の本丸を建設したい審神者様に素敵な物件を…じゃなくて日本の歴史的建造物をご紹介!
貴族文化に対抗し生まれた実用性に富んだ武家住宅『書院造』。
かつては『武家造』とも呼ばれていた武士のための住宅形式が残る京都の地を集めました。
-
二条城
【創建・由緒】
慶長8年(1603)徳川将軍家康が京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所として造営し、3代将軍家光により伏見城の遺構を移すなどして、寛永3年(1626)に完成。
家康が建てた慶長年間の建築と、家光がつくらせた絵画・彫刻などが総合されて、いわゆる桃山時代様式の全貌を垣間見ることが出来る。
【見所】
二の丸庭園:護岸石組
鶴島亀島、神仙蓬莱、座視観賞式、廻遊式、三尊石組
- 住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
- アクセス:地下鉄「二条城前駅」下車すぐ
- 電話番号:075-841-0096
- 営業時間:【開城時間】
8:45~16:00(閉城17:00)
【二の丸御殿 観覧時間】
9:00~16:00
- 休業日:毎年7月・8月・12月・1月の毎週火曜日
(ただし休日の場合は翌日)
年末年始:12月26日~1月4日
- 価格帯:一般/600円
中学生・高校生/350円
小学生/200円
-
慈照寺(銀閣寺)
正式名称は東山慈照寺。足利家8代将軍足利義政が建造した別荘「東山殿」にはじまる。この東山殿から東山文化が発祥し、後の日本文化に多大な影響を与えた。庭園は特別史跡、特別名勝に指定されている。西芳寺(苔寺)の庭園を模して造ったとされ、上段は枯山水庭園、下段は池泉回遊式の庭園で中央に錦鏡池が広がっている。しかし創建当初の庭園の面影が残るのは銀閣(観音殿)と東求堂のみとされる。銀沙灘・向月台は江戸時代以降のもので、銀沙灘は光の反射率の高い白川砂を用いており、太陽や月の光などの自然の光の反射を室内の明かりとして採り込む役目を果たしている。向月台は坐して月が昇るのを待つためのものだという。
その他の見どころ
西芳寺の瑠璃殿を模して作られた観音堂(銀閣)。屋根は柿(こけら)葺き、内部は2層になっており下層は心空殿といわれ書院造風、上層は潮音閣といわれ仏殿風。二つの異なる様式が融合した東山文化を代表する建物。
国宝である東求堂。近世書院造の現存する最古の遺構であるといわれている。
銀閣寺垣と呼ばれる、まったく見通しのきかない高い生垣の下に造られた高さ90cmの竹垣。
銀閣寺形手水鉢
- 住所:京都市左京区銀閣寺町2
- アクセス:市バス「銀閣寺前」下車、徒歩約7分
- 電話番号:075-771-5725
- 営業時間:8:30~17:00
冬期(12月~ 2月)9:00~16:30
- 休業日:無休
- 価格帯:一般/500円
小中学生/300円
-
伏見稲荷大社(松の下屋庭園)
- 住所:京都市伏見区深草藪之内町68番地
- アクセス:JR「稲荷」駅よりすぐ
京阪「伏見稲荷」駅より徒歩5分
市バス「稲荷大社前」より徒歩7分 - 電話番号:075-641-7331
- 営業時間:(境内は無休)
- 休業日:通常非公開
(境内は無休)
- 価格帯:(境内無料)
-
大覚寺(旧嵯峨御所 大覚寺門跡)
【創建・由緒】
弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。正式には旧嵯峨御所大覚寺門跡と称し、嵯峨御所とも呼ばれる。平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立されたが、これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院である。
嵯峨院が大覚寺となったのは、皇孫である恒寂(つねさだ)入道親王を開山として開創した貞観18年(876年)。嵯峨天皇の長女・正子内親王が大覚寺と号した。
弘法大師空海のすすめにより嵯峨天皇が浄書された般若心経が勅封(60年に1度の開封)として奉安され、般若心経写経の根本道場として知られる。明治時代初頭まで、代々天皇もしくは皇統の方が門跡(住職)を務めた格式高い門跡寺院である。
応仁の乱で衰退後、天正期の空性、元和期の尊性の時代に、衰退した大覚寺の再建に取りかかり、寛永期にはほぼ寺観が整えられた。
いけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)でもある。
【庭園見どころ】
日本最古の滝石組・名古曾(なこそ)の滝/遣水/夜泊石/庭湖石/神仙蓬莱思想
- 住所:京都市右京区嵯峨大沢町4
- アクセス:市バス・京都バス「大覚寺」すぐ
JR「嵯峨嵐山駅」より徒歩約15分 - 電話番号:075-871-0071
- 営業時間:9:00~17:00(16:30受付終了)
- 休業日:無休(寺内行事により内拝不可日あり)
- 価格帯:大人/500円
小・中・高/300円
-
醍醐寺
【創建・由緒】
真言宗醍醐派の総本山。貞観16年(874)聖宝が山上に草庵を結び准胝(じゅんてい)如意輪両観音像を彫刻・安置したのが始まり(上醍醐)。
延長4年(926)下醍醐が開かれ、釈迦堂、五重塔などを建立。応仁・文明の乱の戦火で五重塔を除く堂塔伽藍を焼失したが、慶長3年(1598)豊臣秀吉の花見をきっかけに再興された。
上醍醐の准胝堂は西国三十三ヵ所第11番札所だが、2008年に落雷により焼失。納経は現在、金堂で行われている。
創建時の五重塔、桃山時代に移築された金堂、および上醍醐の薬師堂はいずれも国宝。絵画では絹本著色五大尊像(国宝)など多数の文化財を所蔵。2月23日の五大力さん、4月第2日曜日の豊太閤花見行列は有名。1994年(平成6)12月「古都京都の文化財」として、「世界遺産条約」に基づく世界文化遺産に登録された。
【三宝院庭園・見どころ】
鶴亀蓬莱形式、回遊式、舟遊式、建物からの観賞式
信長・秀吉愛好の名石「藤戸石」
三段の滝、三尊石組
- 住所:京都市伏見区醍醐東大路町22
- アクセス:京阪バス「醍醐三宝院」下車すぐ
地下鉄「醍醐駅」より徒歩10分 - 電話番号:075-571-0002
- 営業時間:※いずれも閉門の30分前に受付終了
【三宝院庭園・伽藍】
3月から12月第1日曜日までの期間/9:00~17:00
12月第1日曜日の次の日~2月末までの期間/9:00~16:00
【上醍醐】
夏期(3月1日~11月末)/9:00~16:00
冬期(12月1日~ 2月末日)/9:00~15:00
【霊宝館】※開館日は月ごとに変わる為、公式サイトで要確認
1月・2月/9:00~16:00
3月~11月/9:00~17:00
- 休業日:無休
- 価格帯:【三宝院・伽藍・霊宝館・上醍醐それぞれ】
個人 大人:600円/中・高校生:300円
団体(30名以上)大人:400円/小人:200円
※小学生以下は無料
-
西本願寺
虎渓の庭(対面所庭園):鶴亀蓬莱様式
洞窟形式の護岸石組
具象的な亀頭石
三尊石組
反橋
- 住所:京都市下京区堀川通花屋町下ル
- アクセス:市バス「西本願寺前」「島原口」「七条堀川」下車すぐ
- 電話番号:075-371-518
- 営業時間:完全予約制
午前10:30、午後14:30
- 休業日:完全予約制
- 価格帯:規定額はなし(懇志)、無料
-
修学院離宮
借景
- 住所:京都府京都市左京左京区修学院薮添
- アクセス:叡山電鉄 修学院駅から 徒歩20分
市バス 修学院離宮道から 徒歩15分 - 電話番号:075-211-1215
- 営業時間:事前予約制
- 休業日:事前予約制
日曜日、土曜日、国民の祝日・休日
※ただし、土曜日については、下記のとおり参観を実施します。
・3月、4月、5月、10月、11月の毎土曜日
・その他の月の第3土曜日
年末年始(12月28日~翌年1月4日)
その他行事ある日
- 価格帯:無料
-
桂離宮庭園
織部燈籠
桂垣
池泉廻遊式
真の飛石(真の敷石)
洲浜
松琴亭
岬燈籠
天の橋立
市松模様
笑意軒
三光燈籠
- 住所:京都府京都市西京区桂御園1
- アクセス:阪急「桂駅」から徒歩20分
京都市バス 桂離宮前から 徒歩8分 - 電話番号:075-211-1215
- 営業時間:事前予約制
9:00-
10:00-
11:00-
13:30-
14:30-
15:30-
- 休業日:事前予約制
日曜日、土曜日、国民の祝日・休日
※ただし、土曜日については、下記のとおりに拝観を実施。
・3月、4月、5月、10月、11月の毎土曜日
・その他の月の第3土曜日
年末年始(12月28日~翌年1月4日)
その他行事ある日
- 価格帯:無料
-
勧修寺
舟遊式
- 住所:京都府京都市山科区勧修寺仁王堂町27−6
- アクセス:京阪バス「勧修寺」下車すぐ
地下鉄東西線小野駅下車徒歩約5分 - 電話番号:075-571-0048
- 営業時間:9:00~16:00
- 休業日:無休
- 価格帯:大人/400円
小・中学生/200円
-
東福寺/龍吟庵
- 住所:京都府京都市東山区本町15丁目778
- アクセス:京阪東福寺駅下車歩15分。市バス東福寺下車。
- 電話番号:075-561-0087
- 休業日:通常非公開