北の天満宮のすぐ隣、酒蔵だった建物を改装したお店が、京都でポルトガルのお菓子を味わうことのできる、カルテラ・ド・パウロ(Castella do Paulo)です。2015年にポルトガルのリスボンからここ京都へ移転しました。リスボン出身のお店のご主人は、長崎の松翁軒でカステラ製造を学ばれました。カステラ・ド・パウロでは、カステラの原型と言われる「パォンデロー」やポルトガルの焼き菓子、そして特製のカステラが楽しめます。
パォンデローは中までしっとりふっくら焼きあがったものと、半熟で中がとろとろとしたものがあります。どれも卵黄たっぷりの優しい味わいです。しっかり焼きあがったタイプはポートワインと一緒にいただくのがおススメ。半熟タイプはスプーンですくって食べるのが定番です。焼き菓子のおススメは「ナタ」。エッグタルトの原型と言えるお菓子です。幾重にも重ねたパイ生地の上にこれまた卵黄たっぷりのクリームを乗せてこんがりと焼いたお菓子です。パイのサクッとした食感ととろとろのクリームの甘さが絶妙です。
そして、なんといってもおススメなのが、「パウロのカステラ」。長崎で修行された店主特製のカステラで深いコクと旨味、弾力のある食感が特徴です。
名称 | カルテラ・ド・パウロ |
---|---|
住所 | 〒602-8386 京都市上京区御前通今小路上ル馬喰町897 蔵A |
アクセス | 京福電鉄北野線北野白梅町駅 徒歩7分 |
TEL | 075-748-0505 |
FAX | 075-748-0506 |
ホームページ | http://castelladopaulo.com/ |
営業時間 | 9:30〜18:00 (喫茶は17:00まで) |
定休日 | 水曜日, 第三木曜日 (25日が水曜日の場合翌日休み) |