京都で暮らそうの男性スタッフからのふとした声。
たしかに、これって、見当もつかない人、案外多いのではないでしょうか?
シチュエーションによって何を選んだらいいか、とか
日常に溶け込んでいる「お花」。
でもどういうシチュエーションがあるか、も含めて、実はわからないことが多い「お花」。
でもいざそれを使おうと思うとなかなかむずかしいもの・・。
母の日や、送別会だとかでしか見ないことも多い…。
う~ん・・餅は餅屋。
お花のことはお花屋さんに聞くのが一番!
…ということで、京都で暮らそうのオフィスからほど近く、
そしていつもお世話になっているお花屋さんへ行ってきました!
こんにちは~!と店内へ入ると迎えてくれるのは、店長さんと看板犬の“ちゃま”です。
相棒アンジーもいるのですが、今日はおやすみでした。
店内に入ると目を引くのが、この大きなショーケース!
「季色・花うさぎ」さんでは、せりではなく、卸で購入しているそうです。
せりだと大量購入をすることになってしまい、時間が経って悪くなってしまうことがありますが、
でも、卸だと10本単位で、いろんな種類の花が手に入るからだそう。
そこで、今回のテーマについてお聞きしてみました。
「もちろん、ありますよ!」とのこと。
まったく「えっ!」とは思わないし、すごく緊張しておられる方が多いけど、ぜひ気軽に来てほしい、そう店長さんはおっしゃいます。
そしてオーダーを受けた店長さんが質問するのは、次の3つ。
「結婚記念日」「お誕生日」「ちょっとしたお礼に」
シチュエーションさえわかれば、どのように仕上げるか、というイメージをつかみやすいのです。
奥さま、彼女、お友達。
プレゼントする相手が好き(そう)な色、
もしくは相手をイメージする色、
その情報があれば、作り手のイメージもどんどん膨らみます。
お花を贈ると決めたとき、きっといろんな思いがよぎったと思います。
その時の思いをどうぞざっくばらんに伝えてみてください。
「予算が少ないけど…」
1輪でも引き立つセレクトをしてくださいます。
また、その1輪を引き立たせるラッピングで応えてくださいます。
いくらでどんなものが出来るか、を一緒に考えていきます。
「お花のことってよくわからないけど…」
お花の種類がわからなくても大丈夫。
もし指定してもらっても、旬や仕入れの関係で用意できないことがあるかもしれないから。
「喜んでもらえるか不安だけど…」「ありがとうの気持ちが伝えたくって…」
たとえば1輪でも、もらったらうれしいはず。
そして、花うさぎさんでは、こころをこめた贈り物のお手伝いをしたいと、考えておられます。
お話をお伺いしている中で、繰り返しておられたこと、それは「気持ちがとっても大事」ということでした。
「性別を問わず、
お花を贈りたいと思っている方が気持ちをどう伝えるか、
また花屋としてどう応えてあげられるか、
そしてお花を贈られる相手がよろこんでくれるか、
常にその3つを考えて花を作っています」
とおっしゃっておられました。
そんな気持ちを込めて作ってくださってるんです。
きっとプレゼントしたときの気持ちはきっと伝わるはず、ですよね!
今回は男性から女性へのギフト、という視点でお話いただきましたが、
女性から男性へ、また同性へのプレゼントでもきっと同じですよね。
すこし敷居が高く感じがちのお花の贈り物ですが、
今回の取材を通して、ちょっと身近になった、そんな気がしました。
投稿日:2015.02.23