2015年3月、知恩院から程近くにオープンした京町家の和カフェ「吉祥菓寮(きっしょうかりょう)」さんへ行ってきました。
吉祥菓寮の原点は、なんと江戸時代にまでさかのぼります。
江戸時代中期に、初代北川源左衛門が桂離宮横に菓子茶房を構えてから、代々のれんが引き継がれてきました。
そして初代から数えて16代目「北川聡」さんがオーナーとなり、東山の地にお店を構えることになったのが「吉祥菓寮 祇園本店」で、雰囲気抜群の京都東山・白川沿いの京町家をリノベーションした趣のあるお店です。
店内に入ると、お菓子がずらり。パッケージもシックでおしゃれ。
上段は自家焙煎きな粉、中段・下段はきな粉の香りを閉じ込めたミルクジャムです。
「ニッポンのフィナンシェ」。
お味は「きな粉」と「宇治抹茶」ですって。
つまみやすいクッキーもあります。
種類も豊富だし、お茶菓子のほか、学校や職場へのおやつにもよさそう。
このお店の看板メニューでもある自家製きな粉の本わらび餅と白玉もち!
この日はもう売切れでした。ざんねん。
食べるのがもったいなくなってしまいそうなキラキラしたスイーツがたくさん。
手土産に活躍しそうです。
お店は2階建てで、1階は販売店、1階はカフェになっています。
…ということで、階段をトコトコ。そっと飾られていた生け花もすてき。
2015年3月のオープンからまだ1ヶ月につき、メニューの数は若干限られていたとのこと。
でも、そんなこと全く感じさせないラインナップ!
スイーツのほか、ドリンクメニューも充実していました。
しばしメニューとにらめっこ…。
さあ、オーダーしたスイーツがやってきました。
手前が季節限定の「桜デザートセット」、左奥が「本わらび餅」です。
「桜デザートセット」
季節限定の「桜の雫ロール」と桜の花びらが乗った「桜の葉重ね」、桜の花びら型の羊羹をのせた可愛い「桜大福」がセットになった桜づくしのひと皿。
ロールケーキはふんわりとしていて、中のクリームは甘すぎず、桜の風味が引き立って絶品でした。
「本わらび餅」
1階の販売店では売り切れになっていた一品。注文しないわけにはいきません!
自家焙煎きな粉と本わらび粉100%を使った「本わらび餅」はトロトロのふわっふわでした。
最後にオーナーの北川さんにお写真を撮らせていただきました。
さわやかでカッコイイ…!!そして、ありがとうございました!
「吉祥菓寮」の営業時間は、10:00~19:00です。
さっそく今週末、お出かけしてみてはいかがでしょうか?
投稿日:2015.04.21