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ひとり歩きを極める京都満喫術〜公家ぼっち〜

友達なんて別に多けりゃいいってもんじゃ無いんです。
1人でも充実した京都の過ごし方があるんです。

それでいいじゃあないですか。

そんな、京都の町をのびのびと遊ぶ自由人を、「独身貴族」に対抗して「公家ぼっち」と名づけました。

今回は”サブカル公家ぼっち”の 一子(イチコ)様に、オススメの過ごし方を聞いてきました〜

サブカル公家ぼっち

ご紹介にあずかったイチコでおじゃる。

今日はやんごとなきまろの一日を紹介するでおじゃる。

インスタントカメラと公家ぼっち

まずまろの朝はすこし遅め。
お昼前ぐらいから動きはじめるでおじゃる

まろが最近よくする遊びは、カメラを持って知らないところに遊びに行くことでおじゃる。
何故かというと、いったことのない場所に行くのは少しドキドキしていつもと違う景色が見れるからじゃ。

今となってはどうでもいい話なのかもしれぬが、数十年前まではカメラというものは持ち運びも不便で、撮ったその写真は当然ながらすぐに見ることも、SNSに投稿することもできない、重くて、でかくて、超マニュアルな最新機器だったのでおじゃる。
ところがどっこい、2015年というこの現代社会においては、町中のコンビニで1000円もあれば重さ数百グラムのインスタントカメラが買えてしまう。
全く、この時代に生まれてよかったでおじゃる。

そんなインスタントカメラを持って、散歩に出かけるというのがまろの至福のひと時なのでおじゃる。

公家ぼっちは はしゃがない

まずまろの1番のお気に入りスポット、鴨川。
京都の街を分断するように流れているこの川は、エリアによって様々な使われかたをしておる。
皆の者も知ってのとおり、三条大橋から四条大橋にかけての等間隔に座るリアル充実カップルや、ナンパ目的大学生、ストリートパフォーマンスなどなどなど、京都のカルチャーが集まるといっても過言ではない。
しかし、まろはそんな喧騒から離れて、昼寝をするのでおじゃる。

昼寝ついでにお昼ご飯も個々でいただこうと思うのじゃが、ここで一番気をつけねばならんのが、出会いに飢えた大学生ナンパでも、カラオケと紙一重なストリートミュージシャンでもない、

『トンビ』の存在じゃ。

奴らはどこまでも眼光鋭く、常に獲物を探しておる。
先日まろもアンパンをかすめ取られ、涙で頬をぬらしたばかりなのでおじゃる。

そんな奴らに細心の注意を払いつつ食すお昼ご飯は、緊張感からか、いつもとは違う味わい深さを感じることができるのでおじゃる。

ちなみに、トンビが特に飛び交うエリアは、出町柳、三条、神宮丸太町の三つのエリアじゃ。
ここでまろは一回ずつやられたでおじゃる。

公家ぼっち御用達の店へ行く

2時間ほど昼寝をした後は、そのまま鴨川を北上し、神宮丸太町の方面へ。
お目当てはアイタルガボンというカフェでおじゃる。
露地をちょちょちょいと進むと見えてくる小窓がまたたまらなく可愛いのじゃ。

このカフェはオシャレじゃというのに、一人でも気軽に入れる、言わば楽園なのでおじゃる。
店内は漫画や雑誌がずらりとならんでおる。
しかもちょっとコアなやつ。
サブカル公家ぼっちのまろにとっては、まさに極楽なのでおじゃる。
そしてさらに、ガトーショコラがなんとも雅な味わいなのじゃ。
自分へのご褒美にぜひオススメするでおじゃる。
ちなみにここはランチも美味での、お昼寝を割愛してランチを食べるのもまたアリなのでおじゃる。

「待つ」もまた一興

日がおちて薄暗くなる頃、散歩の再開をオススメしたい。
京都の夕闇の中の明かりは、どこか哀愁を感じ、懐かしく、雨上がりにいたっては思わず涙しそうな程じゃ。
この景色はカメラにぜひともおさめて欲しいでおじゃる。

このころにはカメラのフィルムも使い切っているであろう。
帰り道に、自分の家から1番近い写真やさんに持って行って現像してもらうがよい。
だいたい一週間以内に出来上がるのを楽しみに待つことじゃ。
一週間も待つのかと思う者もおるじゃろうが、まろはこの出来上がりがどんなものかとドキドキする期間が嫌いじゃないでおじゃる。

(あ、これはスマホでおじゃるよ。)

こんなまろの一日が参考になるかはわからぬが、貴殿の一日の参考になれば幸いでおじゃる。

投稿日:2015.07.09