本日7月7日七夕より、橋本関雪美術館にて京焼物とアンティークカップの展覧会、『煌星の饗宴』が開催されています。
今回の展覧会では、三名の京焼作家の作品が、机の上に並んでいるだけでなく、壁や屋外など、場所をいとわずあらゆる形で展示されています。
”器”だけにとどまらない、京焼の様々な可能性を見ることが出来ます。
写真だけではお伝えできない質感や鮮やかな色を、ぜひ会場でお楽しみ下さい。
そして圧巻なのが、村上和美さんによるアンティークカップコレクション。
世界中から集められた約300種類のデミタスカップが会場の中央に並べられており、その光景はまさしく七夕の夜空を流れる天の川のよう。
ひとつひとつに細かい装飾がほどこされていて、本当に星のように輝いて見えるのです。
ぜひ直接ご覧になって、カップのつくりの美しさや込められた遊び心を体感して下さい。
そして、今回はサーカスをテーマに制作活動をされている、銅版画家の舟田潤子さんも、ゲストとして作品を出展されています。
特に、会場の壁に展示されているひときわ大きな作品は必見です!
焼き物やカップの他にも、また違った分野の素敵な展示作品が散りばめられているのがこの展覧会の特徴です。
”ルミオエスエフ”
本型のランプです。開くとページからマジックのように光が溢れます。
また、AOI's AROMAさんによる、アロマを使った”香り”の空間デザインが楽しめるのもこの展覧会ならでは。
そして今回の展覧会で見逃せないのが、作家さん同士による様々なコラボです。
川尻潤さんと佐々木直喜さん(花匠)
山田東哉さん(陶芸家)ととなみ織物さん(帯)
林紅村さんと株式会社象彦さんのコラボの作品+久保慶彩さん(桑原専慶流 師範)
川尻潤さんと舟田潤子さん(銅版画家)
などなど。
今までにない組み合わせの展示が会場の屋内外で繰り広げられています。
みなさんもぜひ、この素晴らしい宴にお越しください。
投稿日:2015.07.07