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【記録より記憶に残す】インスタントカメラと京都を歩こう

2016年、インスタントカメラがアツい

友達と円山公園に桜を見に来たら…あなたはどんなカメラで記念撮影をしますか?
京都の観光地でよく見かけるのは、デジタル一眼レフスマートフォン

デジタル一眼は、拡大しても被写体の質感がよくわかるような高画質な写真が撮れます。
スマホは、常に持ち歩けるほど軽くて小さいのに、解像度の高いきれいな写真が撮れます。

どちらも、撮影後すぐにTwitterなどのSNSで共有できるデジタル写真ならではの強みを持っています。

しかし、せっかくの思い出の一枚が、きれいなだけでは何か物足りない!

高画質で便利なカメラがたくさんある今だからこそ・・・。
“インスタントカメラ”という選択をしてみませんか?

今現在デジタル一眼やスマホを使っている方も、一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
手のひらに収まるくらいの大きさで、フィルムを巻きシャッターをおすと、残り枚数が減っていくあのカメラです。
もう何年も使っていない!という方が多いと思います。

京都で撮影した写真とともに、インスタントカメラの良いところをご紹介します。

良いところその1 容量が少ない

インスタントカメラの一般的な撮影可能枚数は、27枚撮り、39枚撮りなど。
膨大な量を記録できるデジタル一眼やスマホでの撮影に慣れていると、「少なすぎる!」と感じるかもしれません。

だからこそ、1枚1枚をよく考えて、大事に撮影できるのです。
シャッター1回分を大事にするので、その瞬間を後で思い出しやすいということも。

この日はいつもより天気が良くて京都タワーがきれいだった。
友達があの話で爆笑していたからめっちゃ笑顔、などなど。
下の画像のように、スマホで写真を撮ったあとカメラロールを見返したら同じような写真が何枚も並んでいる・・・ということもありません。

良いところその2 どんな写真が撮れたのか分からない

デジカメやスマホであれば、撮った写真はすぐに画面で確認できます。
気に入らなければ撮り直せば良いのです。

しかし、インスタントカメラの場合は、39枚撮りのフィルムを一日で使い切ったとしても、現像するまではどんな写真が撮れたのか分かりません

不便に思えるかもしれませんが、「早く写真を見たい!」というアナログならではのワクワク感は、デジタルに慣れてしまった今、なかなか味わえるものではありません。

現像した写真を見てみると、「予想より上手く撮れてる!」「こんなものが写っていた!」など、意外なサプライズがあるかもしれません。

こちらの鴨川デルタは、歩きながらシャッターを押したのでブレているかな…と思いきや、現像したらきちんと写っていました。個人的なお気に入りです。

良いところその3 画質がぼんやりしている

こちらは、京都タワーをiPhone6で撮影したもの(上)と、インスタントカメラで撮影したもの(下)です。

iPhoneの写真はとてもシャープに写っていてきれいです。

インスタントカメラの写真は、画質こそあまり良くないですが、なんだかその場の空気感が伝わってくるような気がしませんか?
色味が柔らかくなり、輪郭線がぼやけるため、どこか懐かしく、優しい雰囲気の写真になります。

インスタントカメラは「パンフォーカス」といって、一点にピントを合わせるのではなく、写真全体にピントが合うようになっています。
そのため、全体的にぼんやりとした質感になります。

京都は歴史ある寺社仏閣や路地などがたくさんあるので、この古ぼけた質感ととても相性が良いのです。

どこで手に入る?コストは?

インスタントカメラの本体は、約1000円前後で電気屋やコンビニで手に入れることができます。
コンビニでは扱っていない店舗も多いので、確実に手に入れたい方はECサイトでの購入がおすすめです。
現像は1枚40円程度と安価。
デジタル写真と違い、1枚の「モノ」として残るので、アルバムにまとめるのも楽しいです。

最後に

インスタントカメラで撮った京都市内のとある商店街の写真です。
さて、ここはどこでしょうか?
分かった方は是非TwitterやFacebookでシェアしてくださいね!

投稿日:2016.04.07