京都で暮らそう

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あの震災から6年。京都で東北を想う日。~京都で今できること~

突然ですが、私が今どこにいるかわかりますか?

 

 

 

上京区の「放課後教室studioあお」から来ました。

特派員ライターのなみちゅうです。

 

さて私はどこにいるでしょう・・・

 

 

答えは東北!!!

現在私は東北に来ています。

ちなみにこの写真は

宮城県気仙沼大島で撮った写真です。

 

東北には・・・

綺麗な海!

 

美味しいご飯!

 

温かい人たち!

がたくさん!!

 

そんな素敵すぎるこの東北・・・!

 

ですが

6年前起こった震災をみなさんは覚えていますか?

 

 

出典:河北新報(http://www.jiji.com/sp/d4?p=lat216&d=d4_quake)

 

2011年3月11日、東北に大きな地震と津波が襲いかかりました。

東日本大震災です。

 

そんな震災から2017年3月11日で6年目を迎えました。

 

17歳の私が東北で受けた衝撃

私がはじめて東北に訪れたのは2012年冬でした。

出典:ウィキペディア「東日本大震災」(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/東日本大震災)

 

壊れたゲーム機

地面に突き刺さった片方だけの靴

割れたお茶碗

 

人々の生活が失われた光景に

大きな衝撃を受けました。

 

それと同時に

今までの自分の日常生活の過ごし方や

とても後悔したことを覚えています。

 

また、被災された方々のお話を聞く中で

・当たり前の日常の尊さ

・若者への期待

を肌で感じ、価値観が大きく変わりました。

 

それから

「若者への期待に応えられるような人間になりたい。」

そう強く想うようになりました。

 

また、東北に通う中で、

大切な家族のような存在も増えました。

 

「東北は復興した。」だなんて誰が言った

例えばこれは私が実際に見てきた

現在の福島の写真です。

避難区域は今も6年前から姿を変えていません。

 

東京電力の福島県復興本社の代表さんにもお話をお聞きしました。

東電で働いている人たちは、

自分たちの大好きな故郷の福島を取り戻そうと

住民の方々と共にがんばっておられました。

 

テレビやメディアでは、色んな意見が飛び交っていますが

1つの結論を出して終われるほど、単純な問題ではないと改めて感じました。

まだまだ東北にはたくさんの課題があります。

テレビやニュースだけでは

リアルな現実を知ることができない

とも思いました。

 

 

毎月11日は京都で東北を思う日

「東北のことを考える」

「東北を忘れない」

をテーマの「きっかけ食堂」が

震災命日の毎月11日に開店しています。

<きっかけ食堂を詳しく紹介していただいる記事はこちら>

 

きっかけ食堂とは

毎月11日京都で開かれる東北のご飯屋さんです。

 

実際に東北の美味しいご飯を食べながら

東北のことについて話し合ったり、考えたり、することができます。

震災から6年目が経とうとしている今、

もう一度東北のことを考えてみませんか?

 

▼詳細

きっかけ食堂

毎月11日18:00~24:00

 

 

実体験を通じて学べること

私が東北に通うようになったのも

10代の実体験

が大きく関係していると思っています。

 

京都上京区にある「放課後教室studioあお」では

小学生・中学生を対象に

実体験を通して学ぶ企画を京都で行っています!!

その名もBLITZ!!

ショーゲキ的な体験を通じて、

価値観の破壊と再創造を行う

社会体験ツアーです。

 

以前は

・コリアンタウン散策

・AR,VR体験

などを行いました。


<こちらは前回の企画>

様々な角度から

自分や社会のことを考えるきっかけを作ります

 

次回は、京都動物愛護センターに行って、動物福祉の現状を体感してきます。

<次回の参加応募フォームはこちら>

 

そんなBLITZ!!情報は

フェイスブックページにて随時更新中。

ぜひ参加してみてください。

<studioあおのFacebookページはこちら>

 

 

東北に人生を変えられた私が、今みなさんに伝えたいこと

 

■東北はすごく素敵な場所

東北と聞くと「被災地」というイメージを抱くかたも多いかもしれませんが

それ以前に、有名な観光地があったり、美味しい海の幸があったり、

東北はすごく素敵な場所です。

 

一度ぜひ東北に行ってみてください。

ごはんを食べて見てください。

人と話してみてください。

 

■東日本大震災のことを忘れないで

同じ日本として問題から目を逸らしてはいけないのではないかと思っています。

東北に訪れることができなくても、

東北を忘れずに、考えることはできるのではないかと思います。

また、

毎日は考えなくても、毎月11日の震災命日だけは思い出して考えてみてもいいのではないかと思います。

 

 

 

■実体験を大切にしてほしい

私自身、東北に行ってみないと気づけないことを

実体験を通してたくさん教えていただきました。

写真:陸前高田の奇跡の一本松(撮影日2014年2月)

 

東北のことでもそれ以外のことでも、

インターネットなどんで情報を簡単に手に入れる今の時代だからこそ

実体験のような自分自身で得た情報大切にしてほしいと思っています。

 

さあ、みなさん

「きっかけ食堂」と「BLITZ!!」

に参加してみませんか?

 

 

 

 

この記事を書いた人

なみちゅう(原田奈実)

「放課後教室studioあお」 ショーゲキデザイナー

立命館大学産業社会学部現代社会専攻4年生

京都府井手町出身

毎月11日に東北食材を使用したきっかけ食堂の企画運営を行う。

将来は旦那と子供と井手町で暮らすのが夢

投稿日:2017.03.29