今年も開催!ニュイ・ブランシュKYOTOに行こう!
アンスティチュ・フランセ関西をご存知でしょうか?
京都大学のそばにあり、1936年にフランス政府が文化交流のために作った施設です。「関西日仏学館」と呼んだ方が馴染みのある方もいるかもしれません。
アンスティチュ・フランセ関西は、京都市と協力して2011年から毎年10月に「ニュイ・ブランシュKYOTO」を開催しています。ニュイ・ブランシュKYOTOは、毎年秋にパリで開催されるアート・イベント「NUIT BLANCHE(ニュイ・ブランシュ=白夜祭)」の京都版といえる、現代アートの夜の祭典です。
ニュイ・ブランシュは日本語で「白夜」あるいは「白夜祭」という意味です。ニュイ・ブランシュでは普段は夕方に閉まってしまう美術館やギャラリーがこの期間だけ夜までオープンします(だいたい22時-23時ごろまで)町中の美術館が夜遅くまで開いているので、夜でもアートが楽しめるイベントになっています。(だから白夜祭なんですね!)
日仏交流の意味合いも強く、日本とフランスのアーティストの作品が展示されます。
しかも、これすべて入場料が無料なんです!10月の涼しい夜に美術館をはしごするなんて、おしゃれでいいですよね。しかも無料です。
今年は10月5日(金)に「ニュイ・ブランシュ KYOTO2018」が開催されます。「五感」をテーマとしたパフォーマンスや展示、プロジェクション・マッピングなどが、ロームシアター京都、京都芸術センターなどを中心に京都市内各地で実施されます。
参加型のプログラム
ニュイ・ブランシュKYOTOでは、観るだけではなく、市民が参加することもできるプログラムが用意されています。
2018年は、現在、京都に滞在中のフランス人ダンサー、ナッシュ/アンヌ= マリ・ヴァンさんと京都在住のダンサー康本雅子さんのお二人を迎えて、参加者と一緒に一週間でダンス作品を創作し上演します。
康本雅子さんは、あのMr.Childrenやゆず、ケツメイシ、一青窈などのMVやライブでの出演や振付を担当されています。ナッシュさんはフランスの振付家でクランプというジャンルのダンスをされています。一週間かけてお二人と参加者で創作をし、本番は10月5日にロームシアター京都で披露されます。ダンス経験は問わないそうなので、初心者でも安心!もちろんこちらも参加費は無料!第一線で活躍するダンサーたちと交流するまたとない機会ですし、参加することでニュイ・ブランシュをよりいっそう楽しむことができるでしょう!参加の応募は9月10日までです。
ダンスワークショップ&ショーイング「kankoroboo」参加者募集!
芸術の秋、今年の10月5日の夜は、是非、日仏のアーティストの作品に触れることができるニュイ・ブランシュへ行きましょう!
アンスティチュ・フランセ関西‐京都について
2018年は、日仏交流160周年、京都とパリが姉妹都市となってから60周年だそうです。この節目を記念して日本とフランス、京都市とパリ市の間で様々な交流事業があるようです。
アンスティチュ・フランセ関西では日仏交流を目的とした文化イベントやフランス語の授業、フランス留学サポートなどが行われています。また、2009年から総領事館も館内に設置しており、京都のみならず日本とフランスを結ぶ施設になっています。
建物は京都大学の隣、1936年に建設された洋館です。国の登録有形文化財にも指定されている白い壁の美しい建物です。建物内にはフランスの家庭料理やお菓子、ワインがいただけるル・カフェも出店しています。
休館日は月曜日と祝日。
アンスティチュ・フランセ関西
ル・カフェ
投稿日:2018.09.05