総本家若狭屋から暖簾分けされた和菓子屋、ニ條若狭屋。代表銘菓は「家喜芋」。丹波山芋(つくね芋)の皮で餡を包んだ焼菓子です。 香ばしい風味と上品な甘さは今でも人気が高く、ご進物用にも重宝します。3種類の大きさがあり、こしあん(大)、つぶあん(中)、しろあん(小)、と中身も異なります。予約をすれば二階のお茶室もご利用出来ます。
京都・嵐山で、桜餅を通年製造する和菓子屋「鶴屋寿」。白色が特徴です。
看板商品の「御鎌餅」はその名の通り鎌のかたちのように細長いお餅に黒糖餡が絶妙のバランスです。餅をかじったときのとろーんと伸びる感じも楽しいですね。求肥を使用しているので2,3日は固くなりません。
祇園祭に伝わる銘菓「ちご餅」。「疫を除き福を招く」と伝えられています。
今宮神社といえば”あぶり餅”が有名です。無業息災を祈って食べる風習があり、参道には今も2軒の”あぶり餅”屋さんが残っています。かざりやさんは江戸時代の創業。店内に腰掛けるとすぐに急須にたっぷりのお茶が運ばれてきて、白味噌の香ばしい15本1セットのかわいらしい餅を頂けます。
「松風」は表面に大徳寺納豆が散りばめられた古くから伝わる和菓子です。ほかに類をみないため言葉で表現するのがすごく難しいです。ぜひ、一度ご賞味くださいませ。地元の人に人気の”切れ端”も早く行くとあるかもしれません。