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京都桜の名所2017〜王道編〜

京都在住ライターがおすすめする桜の名所〜王道編〜です。
3月に入り少しずつ寒さも和らいできました。4月にはついに京都の桜シーズンが到来です!
「どこが綺麗なんだろう?」と迷っているうちに見頃を逃してしまう…なんてことがないように。
2017年は早めに計画をして、満開の桜の下でお花見をしましょう。
京都在住ライターがおすすめする桜の名所〜王道編〜です。
  • 平野神社

    【創建・由緒】  奈良時代末期の延暦元年(782)『続日本紀』に「田村後宮の今木大神に従四位を授ける」とあり、平城京の宮中に祀られていた。桓武天皇の父、光仁天皇の御所であった。この地には延暦十三年(794)平安遷都と同時に御遷座された。  当初、境内地は方八町余(平安尺で1.5km四方)で、現在の京都御所とほぼ同じであったが、時の変遷と共に現在の200m弱四方となった。  御本殿は国指定重要文化財。寛永二年(1625))南殿と、同九年(1632)北殿建立。東向きの「平野造」又は「比翼春日造」と呼ばれる二殿一体となった御本殿が二棟南北に建ち、北より今木皇大神より順に祀られている。東向きは宮中神であったことによる。 【御祭神】 今木皇大神(いまきのすめおおかみ):源気新生、活力生成の神 久度大神(くどおおがみ):竈の神、衣食住の生活安泰の神 古開大神(ふるあきおおかみ):邪気を振り開(晴)く平安の神 比賣大神(ひめのおおかみ):生産力の神  

    • 住所:京都市北区平野宮本町
    • アクセス:市バス「衣笠校前」よりすぐ
      嵐電「北野白梅町」駅より徒歩10分
    • 電話番号:075-461-4450
    • 営業時間:5:00~17:00
    • 休業日:無休
    • 価格帯:境内拝観自由

  • 南禅寺

    方丈庭園:虎の児渡し 借景

    • 住所:京都市左京区南禅寺福地町
    • アクセス:市バス法勝寺町又は南禅寺永観堂道前下車
    • 電話番号:075-771-0365
    • 営業時間:[12/1~2/28] 8:40~16:30 [3/1~11/30] 8:40~17:00 ※ 拝観受付は拝観時間終了の20分前までとします。 ※ 年末(12月28日~31日)は一般の拝観をお断りします。 ※ 年始は休みません。
    • 休業日:12/28~12/31
    • 価格帯:一 般/500円
      高校生/400円
      小中学生/300円

  • 二条城

    【創建・由緒】  慶長8年(1603)徳川将軍家康が京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所として造営し、3代将軍家光により伏見城の遺構を移すなどして、寛永3年(1626)に完成。  家康が建てた慶長年間の建築と、家光がつくらせた絵画・彫刻などが総合されて、いわゆる桃山時代様式の全貌を垣間見ることが出来る。 【見所】 二の丸庭園:護岸石組 鶴島亀島、神仙蓬莱、座視観賞式、廻遊式、三尊石組

    • 住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
    • アクセス:地下鉄「二条城前駅」下車すぐ
    • 電話番号:075-841-0096
    • 営業時間:【開城時間】 8:45~16:00(閉城17:00) 【二の丸御殿 観覧時間】 9:00~16:00
    • 休業日:毎年7月・8月・12月・1月の毎週火曜日 (ただし休日の場合は翌日) 年末年始:12月26日~1月4日
    • 価格帯:一般/600円 
      中学生・高校生/350円 
      小学生/200円

  • 高台寺

    豊臣秀吉没後、正妻の北政所(ねね、出家して高台院)が菩提を弔うため、徳川家康の援助を得て1660年に開創した寺。 【北庭】 書院と開山堂との間に配置された臥龍池と、開山堂と霊屋との間に配置された偃月池、この2つの池を中心とした池泉回遊式庭園。「鶴亀の庭」とも呼ばれ、東山の山々を借景とし、豊臣秀吉遺愛の観月台から見て北側に亀島、南側の岬に鶴島の石組みが配置されている。 【波心庭】(南庭) 枯山水式。主に白砂と立砂により構成され、西に植えられた枝垂桜が知られている。 その他の見どころとしては伏見城から移築された安土・桃山時代の茶室・傘亭、時雨亭など。 傘亭の天井は、丸太と竹とで組まれ、唐傘を表したことから傘亭と呼ばれた。茶室は一般的に天井が低いものが多いが、傘亭の天井は高い。また、時雨亭は二階建ての造りで、茶室としては珍しい構造になっている。

    • 住所:京都市東山区下河原町526
    • アクセス:市バス「東山安井」より東へ徒歩5分
    • 電話番号:075-561-9966
    • 営業時間:9:00~17:00 受付終了(17:30 閉門)
    • 休業日:無休
    • 価格帯:大人/600円 (掌美術館を含む)
      中高生/250円

  • 哲学の道

    【解説】  南禅寺付近から銀閣寺まで疎水に沿ってのびる小路。 哲学者の西田幾太郎がこの道を散策しながら思索にふけったことからこの名がついたとされる。関雪桜で有名。  哲学の道の桜は近くに居を構えた日本画家・橋本関雪と妻よねが、1922年(大正11年)に京都市に苗木を寄贈したのに始まる。寄贈の経緯は画家として大成した関雪が、京都に対する報恩を考えた際によね夫人が桜を植えてはどうかと発案をした事による。  当初の木はほぼ樹齢が尽きたと思われるが、佐野藤右衛門らの手により植え替えられ手入れされ現在に至っている。代替わりをした今でも桜並木の名称として「関雪桜(かんせつざくら)」と呼ばれている。

    • アクセス:(北から)市バス「銀閣寺道」下車すぐ
      (南から)市バス「南禅寺・永観堂道」より徒歩15分

  • 円山公園

    • 住所:京都市東山区円山町
    • アクセス:JR「京都駅」から1京都市バス約20分
      祇園下車すぐ京阪「四条駅」から徒歩15分
    • 電話番号:075-222-3586
    • 営業時間:入園自由
    • 休業日:なし
    • 価格帯:なし

  • 仁和寺

    【創建・由緒】 真言宗御室派総本山。仁和2年(886年)第58代光孝天皇が「西山御願寺」と称する一寺の建立を発願したことに始まる。 しかし翌年、光孝天皇は志半ばにして崩御したため、第59代宇多天皇が先帝の遺志を継ぎ、仁和4年(888年)に完成。寺号も元号から仁和寺となった。 応仁の乱(1467年)で焼失。寛永期、覚深(かくしん)法親王(後陽成天皇第一皇子)が徳川家光の援助で再興。同時期の皇居建替えに伴い、旧皇居の紫宸殿・清涼殿・常御殿などが仁和寺に下賜され、境内に移築された。 仁和寺御殿は、常御殿を移築したものであったが、明治期に焼失。現在の建物は明治期末〜大正初期に再建されたもの。 平成6年(1994年)に古都京都の文化財の1つとしてユネスコの「世界遺産」に登録。 【庭園の特徴】観賞式

    • 住所:京都市右京区御室大内33
    • アクセス:京福電鉄北野線「御室」駅より徒歩10分
      市バス「御室仁和寺前」より徒歩1分
    • 電話番号:075-461-1155
    • 営業時間:【御殿】 3~11月/9:00~17:00 12~2月/9:00~16:30 ※いずれも閉門30分前受付終了 【霊宝館】 9:00~16:30 春季/4月1日~5月第4日曜日まで 秋季/10月1日~11月23日まで
    • 休業日:無休
    • 価格帯:【御殿】大人・高校生:400円/小・中学生:300円

      【霊宝館(期間限定)】大人:500円/中・高校生:300円
      【茶室〈遼廓亭・飛濤亭〉特別拝観】1,000円
        ※別途、御殿拝観料も必要。5名様以上で7日前までに要予約
      【特別入山料(御室桜開花期間)】大人・高校生:500円/小・中学生:200円