【創建・由緒】 浄土宗知恩院派。寛平7年(895)頃、源融(みなもとの とおる)の山荘として創建。嵯峨源氏の祖・源融は光源氏のモデルになった人として著名。寛平期、融の死後、彼の山荘棲霞観(せいかかん)がのちに棲霞寺(せいかじ)となる。 この寺に永延元年(989)ちょう然上人が 宋から持ち帰った釈迦如来を本尊とし、中国の五台山清涼寺を模した寺の創建を志し、その弟子盛算により完成を見た寺である。
【創建・由緒】 鞍馬弘教総本山。宝亀1年(770)鑑真和上の高弟鑑禎(がんてい)上人が毘沙門天を本尊として奉安したことを起源とする。 平安時代は京都の北方守護の寺として信仰を集めた。本殿金堂・多宝塔などは近年再建され、鉄筋コンクリート造り。 境内の「鞍馬山霊宝殿」の1階は、山内の動植物・鉱物などを展示する自然科学博物苑展示室、2階は寺宝展観室と與謝野晶子の遺品を展示する與謝野記念室、3階は国宝の毘沙門天像などの仏像奉安室・宝物収蔵庫がある。 本殿裏から奥の院への山道に牛若丸の遺跡がある。
観賞式
回遊式
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