本願寺御用達のお供物司、「亀屋陸奥」。銘菓「松風」は、幾百年の時代を超えて人々に愛され続けています。
初代店主が昭和23年に鞍馬口に創業、現在は2代目が経営されています。毎日店頭に並ぶ「わらび餅」は口に入れるとさらっと溶けてしまうほど繊細な味わいが人気で、昼過ぎにはいつも売り切れてしまう人気商品です。また、青い寒天の中にあんでできた金魚を泳がせた「金魚鉢」は角度によって色合いが変化する、見た目にも爽やかで涼し気な逸品です。
西陣の真ん中、大徳寺や妙心寺御用達の歴史ある和菓子店です。家伝の酒まんじゅう「高砂饅頭」は冬季限定の物で、蒸し立ては格別の美味しさ。“口ほどき”の良い落雁(らくがん)「紫野」は大徳寺納豆の滋味と和三盆のほのかな甘みが上品に調和しています。ショーケースに行儀良く並ぶ上生菓子も美味。
休日は観光客ですぐにいっぱいになる有名店です。人気のみたらし団子はもちろん、冬季限定「あわぜんざい」(850円)も要チェックです。
京都土産の1つとして定着した「御池煎餅」をつくる和菓子屋さんです。
上賀茂神社の神馬にちなんだ屋号。包装紙に描かれた神馬の絵が可愛らしい。
看板商品の「御鎌餅」はその名の通り鎌のかたちのように細長いお餅に黒糖餡が絶妙のバランスです。餅をかじったときのとろーんと伸びる感じも楽しいですね。求肥を使用しているので2,3日は固くなりません。
「松風」は表面に大徳寺納豆が散りばめられた古くから伝わる和菓子です。ほかに類をみないため言葉で表現するのがすごく難しいです。ぜひ、一度ご賞味くださいませ。地元の人に人気の”切れ端”も早く行くとあるかもしれません。
くず粉を使ったとろっとした黒蜜だんごが有名です。賀茂川の近くですので河原で食べてもいいですね。