亀廣永の銘菓は、何と言っても「したたり」です。祇園祭の菊水鉾(きくすいほこ)に献上する御菓子として有名なこのお菓子は、2代目・西井新太郎さんが1970年頃に考案した琥珀の棹物で、当時の八坂神社宮司・高原美忠氏が命名したもの。菊水鉾は、菊の露のしたたりを呑んで700歳の長寿を保ったという中国の故事「菊滋童」の話にちなんでつくられた鉾で、洛中銘水の一といわれた「菊水の井戸」の名に由来しています。銘菓「したたり」は、当初は祇園祭の期間中だけに作られていましたが、人気が広まり、現在では通年通して作られるようになりました。お店は錦市場の西口近く、高倉通蛸薬師を少し上がった西側。看板は「歴史的意匠屋外広告物」に認定されていて、京都らしい外観です。昭和11年(1936年)に亀末廣より暖簾分けされたお店です。
基本情報
名称 | 亀廣永 |
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住所 | 〒〒604-8116 京都府京都市中京区高倉通蛸薬師上ル和久屋町359 |
アクセス | 地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅から徒歩約8分 烏丸駅から365m |
TEL | 075-221-5965 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 日、祝 |
個室 | 無 |
お持ち帰り | 可 |
オススメ | したたり 沖縄産の黒砂糖・上質のざらめ・阿波産の和三盆・丹波の寒天が原材料。滴のしたたりを思わせる、ふるふるとした食感。1棹1,100円(税込)。 |
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