明治17年(1884年)創業と、120年余続く和菓子屋さん。当代山本宗則氏で6代目。お店は四条通りを八坂神社へと向かう途中、花見小路を少しこえた先の細い路地を北に上がった左手にあります(四条通り沿いの曲がり角に、目印の看板が出ています)。看板の文字は、明治の文人画家・富岡鉄斎によるもので、店内は販売スペースのみ。下町の和菓子屋さんといった様相です。お菓子は「京の名どころ」・「とりどり最中」・「四君子」・「栗蒸羊羹」・「水羊羹」など多数。中でも「とりどり最中」は、戦時中も京菓子の伝統と灯を消さないないように京都府が定めた「和生菓子特殊銘柄品」に指定され、戦争中にも製造が許可されたお菓子です。羊羹・栗蒸羊羹も大変評判がよく、1度食べたら忘れなくなる味と、再訪するお客さんが絶えない名店です。
基本情報
名称 | 甘泉堂 |
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住所 | 〒〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町344-6 |
アクセス | 京阪「祇園四条」駅から329m |
TEL | 075-561-2133 |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
定休日 | 日 |
お持ち帰り | 可 |
オススメ | とりどり最中 直径約14㎝の最中は、十文字に割れ目が入れられ、4つに区切られた各パーツは四季を表現しています。春は、皮に花見の風景を焼き付け、餡は大納言の粒あん。夏は鴨川の風景にゆず餡、秋は紅葉柄に漉し餡、冬は雪見酒の風景に白餡。どこから食べるか迷います。餡は注文してから詰めて下さるので、パリパリの状態を賞味することもできます(店の外で)。1個525円、箱入600円。 |
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