壬生寺の少し北、新選組発祥の地と言われる壬生屯所跡”八木邸”が、京都鶴屋鶴壽庵です。八木家はもともと但馬(兵庫県養父郡朝倉の庄)に祖を発しており、鎌倉時代初期に八木安高により起こりました。家紋(三つ木瓜)は、源頼朝により拝領したものと云われています。天正年間中に洛西壬生村に居を構え、江戸時代には村の運営や壬生狂言に携わり、行司役も勤めておられました。幕末には、江戸より浪士を預かり、後の新選組の発足地となりました。壬生の地は、古来から湧水の出ずるところで、水質が良く、壬生菜・菜種・藍などの産地でした。その藍で染めた水色は壬生の色といわれ、壬生狂言に使用する手拭いの色に使用され、また、新選組の羽織の段だら模様の水色もこの色に由来しています。京都鶴屋では、当地で栽培されていた壬生菜を使用したお菓子「屯所餅」を考案され、名物となっています。また、鶏卵素麺でも有名です。堂々とした店構えの店内は、手前が販売スペース、奥が喫茶スペースとなっています。壬生寺や、京都市有形文化財に指定されている「八木家住宅」を拝観した後に、ちょっと休憩に立ち寄りたいお店です。
基本情報
名称 | 京都鶴屋鶴壽庵 |
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住所 | 〒〒604-8821 京都府京都市中京区四条坊城通南入ル壬生梛ノ宮町24 新選組屯所旧跡 |
アクセス | 阪急京都線「大宮」下車徒歩10分 大宮駅から412m |
TEL | 075-841-0751 |
ホームページ | http://kyototsuruya.co.jp/ |
営業時間 | 8:00〜18:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 無 |
店内飲食 | 可 |
お持ち帰り | 可 |
オススメ | 屯所餅 京野菜の壬生菜を刻み入れたお餅。中身は丹波大納言小豆のつぶ餡。5個700円(税抜)~。 |
営業時間、電話番号、料金などは変更になっている場合がありますので、ご利用の際は各店舗にご確認ください。
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