京都駅の大階段にツリーが飾られ、「もうすぐクリスマスだなあ」と実感している方も多いのではないでしょうか。
日本でも年中行事として定着して、毎年欠かさず祝われているクリスマス。
世界各国では、一体どのように過ごされているのでしょうか?
今回は日本を含めた世界のクリスマスについてご紹介いたします。
日本
若者にとってのクリスマスは恋人同士で過ごすのが一般的です。
クリスマスまでに彼氏、彼女が出来るか…なんて話題になるのも日本独特のようです。
また、日本のクリスマスにおいて特徴的なのがクリスマスケーキです。
ホイップクリーム、スポンジ生地、イチゴを組み合わせた日本の一般的なケーキは、クリスマスの本場の国では見られない組み合わせなんです。
高級なパティスリーから近くのコンビニまで、様々な価格帯、種類のケーキを選ぶことが出来るようになっています。
アメリカ
アメリカは、いくつもの具材が混ざった「サラダ•ボウル」に例えられるように、様々な人種や違う宗教を持った人々が住んでいます。
クリスマスと同じ時期に、ユダヤ教のハヌカ祭、アフリカンアメリカンの伝統を祝うクワンザ等が祝われます。
このため、アメリカでは”Merry Christmas!”(メリークリスマス!)ではなく”Happy Holidays!”(ハッピーホリデーズ!)と挨拶することが多くなってきています。
また、恋人と過ごすというよりも、家族でゆっくりと過ごすというスタイルが多いようです。
フランス
フランスでは、12月1日から一斉に家のデコレーションが始まります。
アドベント•カレンダーといって、クリスマスまでカウントダウンする小さな引き出し付のカレンダーがあり、子供達は1日ずつその引き出しをあけてプレゼントを受け取ります。
中身は小さなキャンディやチョコが多いそうです。
家族で1日ずつクリスマスを心待ちにするなんて、なんだか素敵ですね。
オーストラリア
オーストラリアのクリスマスは、真夏です。
暑い時期なので、家族でバーベキューをするのが主流なんだそう。
さすがは海に囲まれた島国だけあって、クリスマスイブには新鮮なシーフードを求める人で市場がいっぱいになるそうです。
最近では、「クリスマス•イン•ジュライ(7月)」といって、オーストラリアにとっての冬である7月にクリスマスを祝おう!という新しい動きも出てきているんだとか。
これからのオーストラリアのクリスマスに注目です。
国によってクリスマスの楽しみ方が違う!
いかがでしたか?
同じ「クリスマス」という名前の行事であっても、その国の宗教、文化、慣習によって過ごし方も様々だということが分かりました。
今年は少し趣向を変えて、あの国の過ごし方にしてみよう!なんていうのも楽しいかもしれません。
今年のクリスマスのプランや、今までの思い出など、是非TwitterやFacebookでシェアしてくださいね。
それでは、良いクリスマスをお過ごしください!
投稿日:2015.12.15