こんにちは。
僕は『studioあお』という学習教室で学生スタッフをしている松本一春です。
教室では生徒から『まっさん』と呼ばれています。
今日は『京都で暮らそう特派員ライター』としてやってきました。
私、まっさんは現在4回生で、就職が決まったので4月からは東京の住人です。
なので、今のうちにもっと京都を味わおうと思います!!
そして今日は、叡山電車、通称『叡電』に来ました。
叡電沿いには、少し落ち着いた雰囲気の観光スポットがたくさん。
貴船神社があったり
▲雪化粧した貴船神社は素敵ですねえ〜。
終点には鞍馬寺があって鞍馬温泉もあります。
観光の後にかぽーんと温泉に浸かるのも乙ですねえ〜。
▲紅葉で色づいた鞍馬寺も素敵ですねえ〜。
少しオトナの観光ができる場所なんですねえ〜。
今回はそんな趣たっぷりの叡山電車で、大学生主催のイベントが開かれるという噂を聞きつけてやってきました。
今回のイベントはこちら。
『京とらむ-kyotram-』
というイベントです。
なんだかおしゃれそうなイベントです。
早速、集合場所に向かいます。
続々とおしゃれな人が集まっています。
見るからに、POPEYE男子、&Premium女子たちです。
参加者の半分以上は同世代の大学生のようですね!
僕たちが乗る電車はこちら。すでに貸し切られているようです。
こちらにも「貸切」の文字が!!
『叡電』を貸し切っちゃうのはすごい!!!
でもね、大事なのはイベントの中身だと思うんです。
さあ、京都の学生の本領を見させていただきましょう。
開会の挨拶をそこそこに、どうやら車内でライブが始まるようです。
ライブがはじまりました!
これはテンションが上がりますね!
なんてったって電車に揺られながら生演奏が聴けるんですからね!
初めは座りながら歌っていた歌のお姉さんも
立ち上がって、
一人一人に歌ってくれます。
電車×生演奏
という非日常の空間で、車内の雰囲気はどんどんアットホームになっていきます。
(写真:『京とらむ-kyotram-』facebook イベントページより)
音楽と、陽気な歌のお姉さんのおかげで、気づけばおとなりの人たちと笑いあったりして。
みんなと友達になれそうですね〜!
電車は一時停車。
30分間のフリータイムです。
演奏に夢中になっていて、よく見ていなかった車内を見てみると、
いたるとことに写真が!
中吊りまで!
なんとこの写真はこのイベントのゲストの一人、学生カメラマンの方の写真なのだそうです。
ライブが終わった車内はフォトギャラリーに変身です。
さらに外に出てみると、
なんとお茶を立ててくれるゲストまで!
道具もかなり本格的です。
この方は間違いなく、
(写真:『京とらむ-kyotram-』facebook イベントページより)
モノホンっす。少しばかりの覇気さえ感じられます。
しかし、私は疑い深いタチです。
果たして、本当に美味しいんでしょうか?
実際に、飲んでみましょう。
ずずっ。
おいしい。
(茶番ですみません。『お茶』だけにね・・。いいんですよ!笑っていいんですよ!ダジャレは笑うものです。存分に笑ってくださいね!)
おいしいです。疑ってすみませんでした。
飲む作法も教えてくださり、小さいお菓子もついて、
なんと、100円。
逆に何に100円かかっているのかが、もはや謎です。
さらにさらに、
電車の端には何やら人だかりが。
なんと、
(写真:『京とらむ-kyotram-』facebook イベントページより)
イケメンのお兄さんが靴を磨いてくれます!
電車の中で、靴磨き。
絶妙に洒落ています。
というかお兄さんのイケメン具合にも驚きます。
やはり、日々の自分磨きも得意なんでしょうか。
ということで、僕の靴も磨いてもらうことにしました。
こちらの私が愛用している革靴くん。使いすぎてクタクタになっています。
いつも何もしてあげられなくてごめんなさい。
でも、お兄さんに綺麗にしてもらうからね。
待つこと10分。
なんということでしょう。
くたびれて、輝きがくすんでいた靴も匠の技で、出会った頃の姿に。
いや、むしろ出会った頃以上の輝きです。
靴磨きの相場は1000円(グーグル調べ)
ちなみに普段、お兄さんが道で靴磨きをしている時も1000円だそうです。
それがなんと、500円。
ワンコインで丁寧に磨いていただきました。
僕でよければ、お礼にお兄さんの靴も磨き返してあげたいくらいです。
なんかいいところしか見つからないので、主催者にインタビューしてみました。
このおしゃれかつ、爽やかなお兄さんが主催者の小村亮さんです。
松本:このイベントをしようと思ったきっかけは何だったんですか?
小村さん:きっかけはローマにある『トラムジャズ』という文化を知ったことですね。
トラムジャズというのは路面電車の内装をレストランのように改装し、アーティストによるジャズの生演奏を聴きながら、
ディナーを楽しむというものです。
松本:トラムジャズの何に惹かれたんでしょう?
小村さん:電車という日常空間で、普段はできない音楽や食事をする、この非日常感から生まれるわくわく感に惹かれました。
私たちも『京とらむ-kyotram-』を通してこの非日常を演出したいと思いました。
普通は通勤通学に使う叡山電鉄という日常空間で、普段できない生演奏や靴磨き、茶道、写真展などを行い、
京都だからこそ生み出せるわくわく感を創りたいと思いましたね。
松本:『京都の日常空間で、京都ならではの非日常感を創り出す。』ということでしょうか。
イベントの折り返し地点ですが、どんなイベントになって欲しいですか?
小村さん:『京とらむ - kyotram - 』のキーワードに「共創」があります。
「共創」とは文字の通り、共に創ること。最後までみんなでわくわくを創っていきたいですね!
松本:なるほど!後半も楽しみですね!
小村さんはイベントを主催しているだけでなく、普段はTシャツデザイナーとしても活動されているとか?
小村さん:そうなんです!
▼小村さんのTシャツデザインブランド『ryo komura』のオフィシャルサイトはこちら▼
今回のイベント限定のTシャツも僕がデザインしました!
鴨川デルタをモチーフにデザインしているんですよ!
その他にも今までデザインしてきたTシャツを車内に展示しています。
(小村さんがデザインしてきたTシャツたち。)
松本:そのセンスがイベントを通してバシバシ伝わってきてます。
後半も楽しませていただきます!ありがとうございました!
帰りも、ジャズの生演奏がありました。
あの名曲、カントリーロードも演奏してくれました。
(写真:『京とらむ-kyotram-』facebook イベントページより)
”カントリー・ロード
この道 ずっと行けば
あの町に続いてる 気がする
カントリー・ロード”
(写真:『京とらむ-kyotram-』facebook イベントページより)
なんということでしょう。
僕は泣きそうになりました。
僕も3ヶ月後にはこの街を離れていくことを改めて実感し、
京都がとても恋しく感じました。グスン。
(写真:『京とらむ-kyotram-』facebook イベントページより)
無事、演奏は終了!
歌のお姉さんはfuyuco.さん、
ギターを弾いてくれたお兄さんはcoco Nakatani kosukeさんでした!
(僕が気に入ったのは『トーストとコーヒーとゆでたまご』という歌です。優しくていい歌なんですな〜。)
ということで、出町柳に帰ってきました!
今回のイベント、ひじょ〜〜〜に楽しかったです。
今回のイベントでは京都の大学生の本領を見た気がしました。
主催者の小村さんも大学生だし、運営のスタッフの人たちも大学生。
茶道のお兄さんも、靴磨きのお兄さんも、カメラマンのお兄さんもみんな大学生でした。
(▲イベント中にみんなで書き上げた絵。まさに『共創』)
(写真:『京とらむ-kyotram-』facebook イベントページより)
このイベントでは主催者の小村さんはもちろん、参画している人たちはみんな、
自分たちにできることで、
想いを持って実行している。
そして等身大で、温かい。
そんな風に思いました。
僕はこんな大学生がもっともっと増えたらいいなと思っています。
『ゆとり世代』とか『さとり世代』とか言われてますけどね、
なめてんじゃないっすよ!
(あ、すいません。言い過ぎました。)
こんなにわくわくしながらやりたいことやってる人もいるんですよ!
こんな人たちが増えれば増えるほど、もっと未来は明るくなると思うんですな〜。
まだまだ京都をたのしむぞ〜〜!!
(最後までまっさんは動きます。)
--完--
この記事を書いた人
まっさん(松本一春)
studioあお学生スタッフ。
”丁寧な生活”をこよなく愛す、ポパイ系男子。口癖は「チルってる?」。
苦手なものは、オールで迎えた翌朝の背徳感。
▼まっさんが活動している学習教室はこちらです。▼
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投稿日:2017.02.15